ハンドメイド作品の送料を安くする方法|クリックポスト・ゆうパケット・定形外の料金比較【2026年10月改定後】
公開:2026-10-15
1,000円の作品に送料が360円かかると、購入者が払う金額の4分の1以上が送料です。送料は値段と同じくらい、売れ行きと手取りに効いてきます。
2026年10月1日に日本郵便の料金が変わり、ハンドメイド作家がよく使うクリックポストは185円から240円に、ゆうパケットは厚さに関係なく一律360円になりました。 この記事では、改定後の料金で小さな作品に合う発送方法を比べ、「送料込み」と「送料別」のどちらが得かも計算します。
自分の作品の大きさ・重さで、どの送り方が使えて何円かを知りたいときは、はこび帳に縦・横・厚さ・重さを入れると、メルカリ便やminne・Creemaの匿名配送も含めて安い順に出ます。
※料金は2026年10月時点の目安です。改定されることがあるので、発送前に日本郵便などの公式サイトで確認してください。 メルカリ・minne・Creemaなどの匿名配送は、各サービスの料金になります。
小さな作品の発送方法と料金(安い順)
| 発送方法 | 料金 | サイズ・重さ | 追跡 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 定形郵便(25g以内) | 110円 | 長辺23.5cm・厚さ1cm・25g以内 | なし | 台紙つきのピアス1点など。追跡なし・補償なし |
| 定形外(規格内)50g以内 | 140円 | 長辺34cm・厚さ3cm・50g以内 | なし | 追跡なし。切手を貼ってポストへ |
| 定形外(規格内)100g以内 | 180円 | 長辺34cm・厚さ3cm・100g以内 | なし | 追跡なし |
| スマートレター | 210円 | A5・厚さ2cm・1kg以内 | なし | 専用封筒。追跡なし |
| クリックポスト | 240円 | 3辺合計60cm・長辺34cm・厚さ3cm・2kg以内 | あり | 追跡あり。自宅でラベル印刷、ポスト投函のみ(2026年10月に185円→240円) |
| 定形外(規格内)150g以内 | 270円 | 長辺34cm・厚さ3cm・150g以内 | なし | 追跡なし |
| ゆうパケット | 360円 | 3辺合計60cm・長辺34cm・厚さ3cm・1kg以内 | あり | 追跡あり。郵便局の窓口やコンビニから出せる(2026年10月から厚さに関係なく一律) |
| レターパックライト | 430円 | A4・厚さ3cm・4kg以内 | あり | 追跡あり。専用封筒、ポスト投函可 |
| レターパックプラス | 600円 | A4・4kg以内(厚さ制限なし) | あり | 追跡あり・対面でお届け。箱のような厚みのあるものも可 |
ヤマト運輸のネコポスは法人契約向けで、個人の作家が単体で使うのは難しくなっています。メルカリ便などの匿名配送は、各サービスが決めた料金で、通常より安いことが多いです。
作品のタイプ別:おすすめの送り方
ピアス・イヤリング・指輪(台紙+袋で厚さ1cm以内)
- いちばん安い:定形外(規格内)50g以内 140円。追跡がないので、紛失時に状況が追えません。
- 追跡をつけるなら:クリックポスト 240円。自宅でラベルを印刷してポストに入れるだけです。
ブローチ・ヘアアクセサリー・小さな布小物(厚さ3cm以内)
- クリックポスト 240円(ポスト投函)か、ゆうパケット 360円(窓口・コンビニから出せる)。
- 厚さ3cmをわずかに超えるときは、箱をやめてクッション封筒にするだけで収まることがあります。
ポーチ・あみぐるみ・小さな器(厚さ3cm以上)
- レターパックプラス 600円(厚さ制限なし・対面でお届け)。A4の封筒に入り、重さ4kgまでなので、中くらいの作品まで使えます。
- それより大きいものはゆうパックや宅急便。地域と大きさで料金が変わるので、送料込みにするなら高めに見ておきます。
追跡なしの発送は「安さ」と「トラブル対応」のトレード
定形外は安い代わりに、届かなかったときに「出した・届いていない」の証明ができません。 数百円の作品なら再送で済ませられますが、数千円の作品や、はじめてのお客さんには追跡ありをすすめます。 販売サイトによっては、追跡のない発送方法で届かなかった場合に作家側の負担になることが多いので、規約も確認しておきましょう。
「送料込み」と「送料別」、どちらが得?
2,000円の作品を minne で売り、送料240円(クリックポスト)の場合で比べます。minneは送料にも手数料がかかります。
| 売り方 | 購入者が払う額 | 手数料 | 手元に残る額 |
|---|---|---|---|
| 2,000円+送料別240円 | 2,240円 | 239円 | 1,761円 |
| 送料込み2,000円 | 2,000円 | 213円 | 1,547円(送料240円を自分で負担) |
| 送料込み2,240円 | 2,240円 | 239円 | 1,761円 |
購入者が払う合計が同じなら、手元に残る額もほぼ同じです。つまり「送料込みにすると損」なのではなく、送料込みにしたのに価格を上げなかったときに損をします。送料込みにするなら、送料ぶんを価格に足してください。
購入者から見ると、送料込みは「表示価格がすべて」でわかりやすく、まとめ買いのときは送料別のほうが割安に感じます。 1点ずつ買われることが多いアクセサリーは送料込み、複数買いが多い消耗品や小物は送料別、と分ける作家さんも多いです。
送料を下げる梱包の工夫
- 厚さ3cmの壁を意識する:3cmを超えた瞬間に、240〜360円から600円以上に跳ね上がります。箱の高さ、緩衝材の量を見直す。
- 重さを量る:キッチンスケールで量ると、定形外の50g・100gの境目がわかります。台紙を薄手にするだけで変わることも。
- 梱包材はまとめ買い:クッション封筒を1枚ずつ買うと50円以上、まとめ買いで20〜30円。
- 梱包資材も原価に入れる:封筒・緩衝材は送料ではなく梱包費として値段に入れておきます。